口腔内全体の歯を守るために咬み合わせを重視

2015年1月、政府は認知症対策の国家戦略「新オレンジプラン」を策定しました。その中に盛り込まれているのが、認知症と「歯」の深い関係です。歯の少ない人は認知症の発症率が高いと言われ、今後は、認知症予防の1つとして、インプラント治療への期待が高まると思われます。

咬み合わせを重視「咬む」ことは、脳の神経細胞が活発になり、認知症の予防につながります。咀しゃく能力を高めるためには、歯の本数と咬み合わせが重要です。当院のインプラント治療は、咬み合わせを重視しています。咬み合わせが悪いと、認知症だけでなく、背骨が歪んで姿勢が悪くなり、頭痛、肩こり、不定愁訴などの不調も現れるようになります。また、咬んだときにインプラントに強い力が加わって負担がかかり、脱落や破損などのトラブルを招きます。

咬み合わせを調整し、歯や顎にかかる力をコントロールして正常に咬み合う状態に戻せば、再び咬めるようになり、認知症だけでなく、インプラントや全身トラブルの軽減につながります。

咬み合わせのチェックポイント

咬み合わせを見るときは、顎や歯の位置、筋肉の状態などを確認しながら総合的に判断します。

顎の位置 顎が前後左右適切な位置にあるか、曲がっていないか、顎がきちんと動くかどうかを確認します。
歯の位置 前歯が当たっていない人が多く、歯が正しい位置にあるかどうかを見ます。具体的には、歯のアーチが適切か、歯の位置が前後、交差していないかどうか、犬歯が外側に生えていないかなどを見ます。それを踏まえた上で、一定の歯だけに力がかかっていないかどうかを確認します。
力のかかり具合 歯ぎしりや顎を動かしたとき、歯が壊れるほど強い力が加わっているかどうかを確認します。
筋肉の緊張 筋肉が緊張していると、肩こりや頭痛、もしくは首が傾斜しているので、これらを確認します。

高齢者の歯と全身の健康

80歳で20本の歯が残っている高齢者はわずか21%!?高齢者の歯と全身の健康
厚生労働省や日本ドクター会は「8020(ハチマルニイマル)運動」を推進しています。これは、満80歳で20本以上の歯を残そうという運動です。食事を美味しく楽しむには、20本の歯が必要と言われていますが、高齢者の実態を見ると、80歳の人で歯の残っている平均な本数は約10本しかありません(2005年「第九回歯科疾患実態調査」)。

口腔疾患があると高血圧が増える!?
本格的な高齢化社会を迎えるにあたり、高齢者の口腔疾患と歯の状態に関する調査が行われました。それによると、歯と全身の健康は密接な関わりがあり、口腔疾患があると、糖尿病や脳梗塞などの罹患率が高くなることが明らかとなりました。

歯が20本以上残っている高齢者とそうでない高齢者を比較すると、高血圧の罹患率は、歯の少ない人で約1.5~1.7倍となり、糖尿病や脳梗塞、心筋梗塞、高血圧疾患などの罹患度も、約1.5倍~1.7倍と高い数値結果が出ています(平成19年度 山梨県高齢者における歯の健康と医療費に関する調査)。

奥歯がないと認知症リスクが高まる!?
厚生労働省では、4年間にわたり、愛知県内の高齢者約4,500人を対象とした、歯と認知症の関係を追跡調査しました。その結果「歯がほとんどないのに入れ歯を使わない」高齢者の認知症発症リスクは「20本以上の歯が残っている」人に比べて、約1.9倍も高いことが明らかとなりました。

また、マウスを使って認知症の原因物質の1つである異常タンパクの量を調べたところ、奥歯が咬み合った状態のマウスに比べると、奥歯が咬み合っていないマウスは3倍に増加したという実験報告もあります。

これらの調査結果から、口腔機能が認知症に関与していることが科学的に証明されたのです。こうしたことからも「咬み合わせ」を重視した歯科治療の重要性がおわかりいただけるでしょう。

口腔機能を高める総合的なインプラント治療

総合的なインプラント治療当院では、咬み合わせが与える全身への影響に着目し、インプラント治療でも咬み合わせを重視してきました。当院の特徴でもある「総合歯科診療」の強みを生かしてお口の中全体を診断し、総合的なインプラント治療を提供しています。

矯正治療や歯周病、根管治療など、各分野のプロフェッショナルドクターと連携し、高度な医療技術でお口全体の健康を強力にサポートいたします。

咬み合わせ
歯科医療の原点は、顎を正しい位置に導き、安定した咬み合わせを作ることです。これが、世界の歯科診療の大原則になっています。当院では、早くから咬み合わせに着目し、ドーソンメソッドに基づいて研究と実践を重ねてきました。これにより精密な咬み合わせの診断が可能です。

歯周病治療
歯周病は歯を失う原因のトップであり、かつては不治の病と言われていました。近年では、歯周病治療の技術革新が目覚ましく、歯周組織の再生など、再生医療への期待が高まっています。当院では、歯周病が引き起こす全身への影響に着目し、早くから歯周病治療に取り組んできました。歯周病の世界的権威であるドクターのもとで研修を積んだ、理論・技術ともに世界レベルのプロフェッショナルドクターによる歯周病治療を提供します。

根管治療
歯を守るには、できる限り神経を取らずに残すことがベストです。万が一、神経を取らざるを得ない場合は、取り残しのない処置をし、再発リスクを抑える必要があります。当院は国内最多の6台の顕微鏡を導入し、肉眼では確認できない複雑な根管内を拡大して、的確な処置を施します。このアプローチにより、進行したむし歯でも、抜歯をせずに残せる可能性が高まります。

根管治療についてはこちらをご覧ください

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