インプラントの術式

インプラントの術式

インプラントの術式は、大きく分けて1回法と2回法があり、顎の骨やお口の中の状態、使用するインプラント体の種類に合わせて術式を選びます。2回法を採用する場合が多いようですが、最近はインプラント体の改良が進み、1回法で行うケースが増えています。

1回法
最初の手術から人工歯の装着まで、外科手術が1回で終わる術式で、主にアバットメントが一体となっている、ワンピースタイプのインプラント体を使用します。埋入後、歯肉を覆い被せず、インプラント体の頭が出たままの状態にしておくので、手術回数が1回ですみ、患者さまの侵襲が少ない方法と言えます。

2回法
人工歯を装着するまで、2回に分けて外科手術を行う術式で、インプラント体とアバットメントが分離している、セパレートタイプを使用します。最初の手術のときに、埋入したインプラント体の頭の部分を歯肉で覆って期間をおきます。骨と結合するのを待ってから2回目の手術で歯ぐきを切開し、インプラント体の頭を出してアバットメントを装着します。

骨の状態が悪い方のための治療法

骨の状態が悪い方のための治療法インプラントは顎の骨の中に埋入するため、骨の状態が、インプラト体の長さよりも厚く、一定の骨の幅が必要です。ところが、歯周病が進行していたり、歯を失ってから長期間経っていたりすると、骨の量が不足しているため、特別な処置が必要です。技術的に難しく、執刀医によっては対応できない場合もあります。

当院では、骨移植術など骨の状態を安定させる処置を事前に行うので、他院で治療を断られた方でもインプラントが可能となる場合があります。

骨移植術
骨の量が不足している場合に、骨を移植して骨の量を増やす処置です。骨移植術には、骨誘導再生法(GBR法)や上顎洞挙上術(サイナスリフト)、ソケットリフトなどがあり、お口の中の状態や骨の量や場所に応じて使い分けます。

●骨誘導再生法(GBR法)
骨の量を人工的に再生させる治療法です。本来、歯槽骨は自然に再生されますが、その前に周囲の歯肉が先に回復してしまい、骨の再生する場所を埋めてしまいます。そこで、骨の量を人工的に再生させる治療法が骨誘導再生法(GBR法)です。

インプラント埋入時に、歯槽骨の吸収が大きな部分に自家骨(自分の骨)または骨充填剤を入れて、生体材料でできたエンブレムで覆います。歯肉を元に戻したあと4~6か月ほど期間をおき、骨が再生されてインプラントと結合されるのを待ってから上部構造物を装着します。

●上顎洞挙上術(サイナスリフト)
顎の骨の厚みを増す方法で、骨の厚みが5mm以下の場合に適応となります。上顎の骨の上の部分は、空洞(サイナス)となっています。この部分の骨が不足していると、インプラントを埋入しても突き抜けて炎症を起こしてしまいます。それを避けるために、上顎洞と顎の骨の間にあるシュナイダー膜(薄い膜)に、オトガイや下顎の奥から採取した自家骨や人工骨を入れて骨の量を増やします。

●ソケットリフト
顎の骨の量を増やす処置で、骨の厚みが5mm以上あっても骨の量が不足している場合に適応となります。顎の骨に穴をあけ、器具を使って上顎洞と顎の骨の間にあるシュナイダー膜を移動させて、そこに、オトガイや下顎の奥から採取した自家骨や人工骨を入れて骨の量を増やします。

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